記者:宮本俊和
1、長野スポーツ鍼灸研究会
@オリンピックでの活動
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写真の説明:
クロスカントリー競技役員に対する鍼・マッサージ治療です。治療者は寺田 正和(本施設 研修生)
Aパラリンピックでの活動
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写真の説明:
右:本人(宮本俊和)
中央:アメリカのクロスカントリー選手
左:長尾先生(自衛隊体育学校理療班)
2、長野ホスピタリティ・チーム・イン・長野県針灸師会
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写真の説明:
長野会場にある治療所です。
左:柴田 稔(都内に接骨院開業)
右:本人(宮本俊和)
Q.治療所の看板には「スポーツ鍼灸」と書かれていましたが、利用された選手の中で、スポーツ外傷・障害以外の症状を訴える人がいましたか。
A.胃の調子が悪くて腹痛を訴える人や頭痛を訴える人がいました。また、活力を与えて欲しいという外国の選手もいました。
Q.陸上競技選手には特有な障害が存在しますが、ウィンタ−スポーツでもありますか?。
A.あります。スキー外傷の40%は、足関節や膝関節の捻挫です。膝関節捻挫は、High back shoes の使用によって足関節の2倍になっています。膝靱帯損傷は、内側側副靭帯、前十字靭帯などに多く、これらの発症初期にはRICE(安静、冷却、圧迫、挙上)治療を優先します。鍼治療は、関節の不安定性が少ない場合に用います。
スキーによる慢性障害では、シーズン後半の疲労性の腰痛や大腿の筋肉痛、下腿痛などが鍼治療の適応になります。
スケートでは、転倒による打撲・捻挫・骨折、スケート靴による切創などです。慢性的な障害では、腰痛(腰痛症・腰椎椎間板ヘルニア)、疲労性の大腿痛、腸脛靱帯炎などが鍼治療の適応です。
アイスホッケーでは、選手同士がぶつかり合う接触プレーなので、肩関節亜脱臼・膝靱帯損傷、スティックによる顔面切創などの外傷を起こします。慢性的な障害では、腰痛、膝痛、下腿痛が多く、鍼治療の適応になります。
Q.道具箱は携帯用のものを使っていたのですか。また、先生のオリジナルの秘密の道具がありますか。
A.特に変わったものはありません。鍼灸師なので、外傷の処置に使うものや鍼・もぐさなどの他、煙や臭いのでないお灸、円皮鍼(セイリン・ジュニア)、ヒビスクラブ(擦り込み式の手指消毒)、アイスマッサージで使うクリッカーなどです。
バッグは、物を分けて入れられるカメラケースを使っています。
Q.先生の経験から、スポーツ選手が鍼灸師に求めているものは何だと思いますか。
A.一番は治療効果です。しかし、直後効果がすぐ出ない障害や復帰まで時間のかかる障害はたくさんあります。
スポーツ外傷・障害の治療目的は、適切な診断・治療を行ってできるだけ早く選手を現場に復帰させることです。そのためには、初診時に障害の原因、鍼灸治療の効果、復帰までの見通しを説明することが最も重要です。
また、試合前や試合後に治療を受けたいと考えている選手もいますので、治療を受けたいときに治療できるような連絡体制を作っておく必要があります。
スポーツ等で分からないことなどございました。メールでの質問をお待ちしております。