トレーニングクリニック

トレーニングクリニックの概要

筑波大学では、学内のスポーツ選手の傷害治療に対して、医師、トレーナー、鍼灸師がチームを組む体制を取っている。

医師は、保健管理センターで診断・検査・治療を行い、トレーニングクリニックでは、医師に紹介された選手に対して体育科学系の教職員、院生がテーピング、アイシング、ホットパックなどの物理療法とエアロバイク、トレッドミル、筋力マシーンを用いた運動処方を行っている。

鍼治療は、理療科教員養成施設の教員、理療研修生、スポーツ医学専攻の大学院生がトレーニングクリニックで週2回行っている。鍼治療を受ける選手は、医師からの紹介によるが、鍼治療の適応かどうかは、医師の診療を研修している鍼灸師と医師、選手の治療希望で決められている。また、治療効果が上がらない場合は再度スポーツクリニックを受診させ、手術が必要なときは附属病院や関連病院で治療を行っている。現在までに、鍼治療を受けた選手は30競技近くの選手、13,000例以上である。